

先日、和菓子をいただきました。金沢の村上さんの「垣穂」というお菓子です。薄い求肥に黄粉餡がくるまれていて、とても滋味あふれる味です。少し甘めなのでお抹茶か濃いめに出した煎茶かほうじ茶も合いそうですね。
和菓子 村上 その他、きんつばや最中の他、季節の上生菓子の買えるオンラインショップもあります。
この「垣穂」という名前、菓子折に説明等はありませんでしたが、どうやら垣根の様を模しているようですね。「垣穂」表面にはポツポツとすり蜜が落としてあり、雪化粧の垣根という風情でしょうか・・・?
留守に来て梅さへよその垣穂かな(芭蕉)
うっかり留守とは知らないでやってきたが、満開の垣根の梅を見たら、この家の主人の俤を写しているようで懐かしくさえなったのに、何と聞いてみればこの梅も他家のものだそうで…
垣穂:垣根のこと。鎌倉時代なら垣穂は、垣根の上の方を指していたが、後世になるとそういう区別は無くなっていた。
それから面白いと思ったのが、お菓子の銘♪この垣根に使う穂のことを造園用語で「餡子(アンコ)」と呼ぶらしいんです。筒状のゴマ餅に詰め込まれた黄色餡子はまさしく垣穂! と、勝手にうんうん納得してしまいました。茶道を通して、沢山のお菓子に出会いましたが、菓子の銘に思いをはせるのは本当に楽しいです~♪
(穂:竹の枝先の細い穂状の部分などをさす。桂垣を造る時に間に詰め込む竹穂のことを餡子と呼んでいるみたいです 参考:三橋庭園設計事務所。
上生菓子といえば、造りたて(成型したて)は本当に美味しいです。ものにもよりますが、練りきりやきんとん、もち系は作りたてで乾燥していない分、瑞々しく口どけもさらりとしています。もしも機会があったら口にされてみてはいかがでしょうか。お茶会で使われるお菓子は大抵予約注文ですので「つくりたて」の分類に入るのではないかと思います。余裕があったら老舗に予約注文をしてもいいですね♪
西田家庭園 玉泉園 和菓子つくり体験
散歩好きの京都 京都では、おやつを口福菓子という・・・
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